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尾張裕之顔画像「令和にタイムスリップした落ち武者」仙台市女子中学生殺人未遂事件

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7月7日午前8時頃、仙台市太白区青山の路上で登校中の女子中学生2人が刃物で切りつけられる事件が発生。警察は同区大塒(おおとや)町、無職・尾張裕之(おわりひろゆき)容疑者(43)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。

本記事では、尾張裕之容疑者の顔画像、Facebook、経歴、自宅、プロフィール、前科について調査しました。

尾張裕之顔画像「令和にタイムスリップした落ち武者」

尾張裕之容疑者の顔画像はこちらです。

俯いているためはっきりとした顔立ちがわかりませんが、眉毛と目元は比較的濃い目。肩に髪がかかっており、男性にしては長髪です。頭部の薄さが際立っており43歳にしては老け顔、人生に疲れてしまったのか全体的にくたびれた印象です。

<追記>

正面からの顔画像が公開されました。

おでこ…もう頭部までに至っているでしょうか、完全に髪の毛がありません。逮捕された当初の写真と比べ色白なためか、余計おでこに目が行ってしまうのは管理人だけではないはず。目元がきりっとしているので、髪の毛がふさふさであれば結構イケメンだったのではないでしょうか。

<追記終わり>

いかにも怪しげな風貌の尾張ひろゆき容疑者。顔写真を見た人たちからは「43には見えない」「いかにもやらかしそうな見た目だ」と反応しています。


43才には見えんぞ、こいつ。

なんかもう、見た目がいかにも・・・

令和にタイムスリップした落ち武者?

尾張裕之容疑者の名字「尾張」は、『”尾張”徳川家』や『”尾張”で生まれた織田信長』など”武将”を連想させるワードです。

尾張裕之容疑者は”サイドの髪が長めで頭部がハゲ”のまさに『落ち武者ヘアー』。落ち武者は戦乱において敗者として生き延び、逃亡する武士を指した言葉。

令和の日本に戦争はありませんが、尾張裕之容疑者は43歳にして仕事なしの”負け組人生”。現代における”落ち武者”といっても過言ではありません。尾張裕之容疑者からは、本当に戦国時代からタイムスリップしてきたかのような絶望感や悲壮感が漂っています。

尾張裕之Facebook「若い頃は髪の毛あった」

尾張裕之容疑者のFacebookを調査しました。「尾張裕之」で検索すると、6件のアカウントがヒットしました。

このうち、1件目と6件目にヒットするアカウントは仙台市の高校に在学・卒業しています。

この2つのアカウントの共通点は『東北学院榴ヶ岡高等学校』に在学、その後パナソニックに勤務している点。また、顔写真なしのアカウントでは玉川大学の卒業年が2001年となっており、逆算すると1997年に高校を卒業した計算になります。高校の卒業年も同じです。

通った高校名と卒業年、勤務先など合致している点が複数あることから、同じ人間のアカウントであると考えてよいでしょう。

1つ目のアカウントの顔写真はこちらです。

眼鏡をかけたYシャツ姿のいかにも”サラリーマン”な人物です。Facebookアカウントの写真は、2011年5月6日に撮影されています。逮捕された尾張裕之容疑者と比較してみましょう。

眉毛の形や目元のぱっちりしたところ、頬の上がり具合が尾張裕之容疑者とそっくりです。今から11年前の写真で体型や髪のふさふさ加減は異なりますが、尾張裕之容疑者本人と類似点が多数あります。

また、1件目のアカウントは1997年に高校を卒業しており、今年44歳になる人物です。尾張裕之容疑者の現在の年齢は”43歳”ですが、誕生日を迎えていなければ今年44歳。尾張裕之容疑者と同じ年齢です。

年齢も尾張裕之容疑者と合致するため、尾張裕之容疑者本人のアカウントに違いありません。尾張裕之容疑者本人のアカウントが特定されたため、経歴をまとめます。

尾張裕之経歴「大学卒でパナソニックに勤務歴あり」

尾張裕之容疑者のFacebookが特定されたため、経歴をまとめます。

・1997年 東北学院榴ヶ岡高等学校卒業
・2001年 玉川大学卒業
・2007年 Panasonic Industry Co.,Ltd就職
・不明 パナソニック社退職
・2022年 無職。自宅アパートに住んでおり、家賃は支払っている模様

高校、大学にも進学・卒業しており学歴としては大学卒でした。大学卒業後の暫く期間は空きますがパナソニックに就職。ニート人生を送っていたわけではなく、しっかりと職に就いていた時期もありました。

しかし、その後退職。その後の勤務先情報が更新されていないため、まともに仕事に就けない状況であったのかもしれません。家賃が払えていることを考えると、”無職”とは言いながらも派遣など単発の仕事をして生計を立てていたのでしょう。ですが、お金がついに底をつき”無敵の人”と化したのです。

前述した服部恭太容疑者も現行犯逮捕された時の所持金は2千円に満たず、消費者金融に借金もしていました。また、埼玉で発生した女性立てこもり事件で逮捕された長久保浩二容疑者も、逮捕時は所持金14円。どちらも職がなくお金に困り、生きることに疲れていた”無敵の人”でした。

尾張裕之容疑者が”無敵の人”になった経緯については、今後の報道で明らかになり次第追記していきます。

尾張ひろゆき自宅特定「太白区大塒(おおとや)町メゾンリュミエール」

尾張裕之容疑者の自宅住所は、仙台市太白区大塒町であることが特定されています。地図でこちらです。

太白区大塒町にはコンビニやドラッグストアの他、アパートが多く立ち並ぶエリアでした。近隣の住民も「高齢者が多い静かな場所」と話しており、普段は閑静な住宅街であることが伺えます。

近くの50歳代の女性は「高齢者が多い静かな場所。こんな事件が起きるなんて……」と声を震わせた。
引用:読売新聞

尾張裕之容疑者は事件後、今更捕まるのが怖くなったのか自宅アパートに逃げ込んでいます。

署は、現場そばの自宅アパートに逃げ込んだ無職尾張裕之容疑者(43)=同区大塒町=を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。
引用:朝日新聞

警察が尾張裕之容疑者を追いかけて現行犯逮捕。尾張裕之容疑者の自宅アパートには規制線が貼られていました。

規制線が貼られている場所は、『メゾンリュミエール』というアパートであることが判明しました。

2階建てのアパートで、報道では1階に部屋が”自宅”とされていました。近隣住民も突然警察が来て操作をしている物々しい雰囲気に圧倒されたことでしょう。

管理人の友人で、自宅アパートで傷害事件が発生し、数日規制線が貼られた経験をした人がいます。警察や報道が押し掛け連日報道される

 

おわり裕之プロフィール

尾張裕之容疑者のプロフィールをまとめました。

名前:尾張裕之(おわりひろゆき)
年齢:43歳
職業:無職
住所:仙台市太白区大塒町10-46 メゾンリュミエール
家族構成:不明
逮捕容疑:殺人未遂(通り魔)
新たな情報が入り次第、追記していきます。

尾張裕之には前科ありか「刑務所に入りたかった」

尾張裕之容疑者は警察の調べに対し、「刑務所に入るためにやった」と供述しています。

調べに対し、「人を殺そうとしたことは間違いない」と容疑を認め、「自宅から持ち出した包丁で人の背中を何度も突き刺した。殺人を犯して刑務所に入るためにやった」と供述しているという。
引用:JIJI.COM

尾張裕之容疑者は逮捕当時”無職”でした。埼玉の立てこもり事件の犯人のような「住む場所もない」状態ではありませんが、何故刑務所に入りたかったのでしょうか。

調査をしていたところ、Twitterで尾張裕之容疑者の年齢から「過去に犯罪歴がある(再犯)ではないか」というツイートを確認。


#尾張裕之 氏は43歳。普通は27-30歳ぐらいに似たようなトラブルを起こしています。2008年前後です。

前述した埼玉の立てこもり事件の犯人・長久保浩二容疑者の年齢は42歳。尾張裕之容疑者と同年代です。

長久保浩二容疑者は、2012年に愛知県豊川市の豊川信用金庫蔵子支店で立てこもり事件を起こし、2022年に再度埼玉で立てこもり事件を起こしています。2012年当時の長久保浩二容疑者の年齢は32歳。年齢の差異はあれど、上述のツイートの通り事件を起こして逮捕されています。

尾張ひろゆき容疑者についても過去の逮捕歴がないか調査しましたが、仙台市内での事件・逮捕情報は確認できませんでした。こちらについては引き続き調査を続けます。

しかし、尾張裕之容疑者は無職。お金や食事に困っていたことは明らかです。過去の刑務所での生活では衣食住に困らず、何不自由のない生活ができていました。その当時の生活が忘れられなかったのでしょう。

しかし、いくら刑務所に入るためとはいえ、何の罪のない女子中学生を背後から襲うのは言語道断です。女子中学生も知らない男性に突然襲われ、大変恐ろしい思いをしたことでしょう。管理人が女子中学生の親の立場であれば「何故こんな男に我が子が…」と思わずにはいられません。

女子中学生が刺された現場「自宅アパートの目の前」

女子中学生が刺された現場は、以下の地図の場所と報道されています。

わかりづらいですが、現場として刺されている場所はおわり裕之容疑者の自宅アパート前でした。

事件の状況をまとめます。

・尾張裕之容疑者が包丁を持って自宅アパートを出る
・たまたま通りがかった女子中学生を後ろから刺す(無差別攻撃)
・逃げる女子中学生を追いかけ包丁で切りつける
・現場が騒然としたため、尾張裕之容疑者は自宅アパートに逃げ込む
・警察が周辺住民の話から自宅アパートを特定し現行犯逮捕

近隣住民の話では、女子生徒の1人は負傷後、現場から約100m離れた民家に駆け込み助けを求めたと言います。頭がパニックで血を流しながらも必死に助けを求めた女の子。管理人が女子生徒の立場であれば、恐怖に支配されて動けなかったでしょう。

というのも管理人は過去、通り魔事件に遭遇したことがあります。具体的な事件名については伏せますが、相手は包丁のような刃物を持って管理人の方向へ襲い掛かってきたのです。当時管理人は学生でしたが、頭がパニックで何をすればよいか判断できず硬直するのみ。

犯人が狙っていたのは管理人ではなく、近くにいた別の人で管理人は怪我をしませんでしたが、襲われた人は手を切られたくさん血が流れていました。切られた瞬間がスローモーションのように見え、現実感が全くなかったことを今でも覚えています。切られた方は軽傷でしたが、今でも時々思い出すほど衝撃的な経験でした。

直接襲われなかった管理人ですら今でも思い出すレベルですから、襲われた女子中学生2名の心の傷は相当のものに違いありません。

女子中学生2人は命に別状はなく、会話もできる状況。大事に至らなかったまでも、心に受けた傷は一生治りません。外を歩いていてもふと「後ろから刺されるかも…」と思い、気安く出歩けないです。

仙台市教育局は、女子中学生が通う学校にスクールカウンセラー2人を派遣し「生徒や保護者の心のケアにあたる」としています。是非、中学生の間だけでなく、その後も心のケアも行っていただきたいです。

【追記】事件の概要

7月7日午前8時頃、自宅周辺の路上で登校中の女子中学生2人を刃物で切り付けました。逃げる女子中学生を追いかけて何度も刺したあげく、自宅アパートに逃亡。その後、警察により現行犯逮捕されました。

尾張裕之容疑者と女子中学生2人とは面識がなかったことから、無差別襲撃であることが判明しています。被害者の女子生徒2名は病院に搬送され、命に別状はないとのことです。

<追記>

7月27日、もう1人の女子中学に対する殺人未遂容疑で再逮捕されました。

7月、仙台市太白区の路上で女子中学生2人が切りつけられ、このうち1人への殺人未遂容疑で男が逮捕された事件で警察は27日、男をもう一人の中学生に対する殺人未遂の疑いで再逮捕しました。男はこの件について「覚えていない」と容疑を否認しています。
引用:TBC東北放送

尾張裕之容疑者は、1人目の女子中学生を襲った件については容疑を認めており、「殺人を犯して刑務所に入るためにやった」と供述。2人目の女子中学生の殺人未遂は何故か否定しています。

事件から日が経っているため、弁護士に入れ知恵でもされたのでしょうか。犯行当時の尾張裕之容疑者であれば、罪を認めることで念願の刑務所に入れます。実際に襲っていたわけですし、容疑を否認する理由がありません。あまりにも身勝手すぎる発言。

再犯する未来しか見えないため、一生刑務所から出てこないでほしいと思わんばかりです。

<追記終わり>

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