坂口拓園子温への女優斡旋は枕営業目的|謝罪動画公開は業界の慣例隠しとバッシング回避

映画俳優・監督の坂口拓(さかぐちたく)さんが、園子温監督へ女優を斡旋していた疑惑が浮上しています。園子温監督といえば、多くの女優への性加害疑惑で問題となっておりますが、坂口拓さんが園子温監督の性加害に女優斡旋という形で加担していたことが判明しました。坂口拓さんは謝罪動画を公開し、「あくまで「飲み会の席を設けた」だけ」”と枕営業目的の女優斡旋を否定。

本記事では、坂口拓さんの謝罪動画の経緯が知りたい方に向け、園子温監督への女優斡旋が枕営業目的であり、謝罪動画を公開したのは”業界の慣例隠し”と”バッシング回避”のためであった点についてまとめています。

坂口拓の園子温への女優斡旋は枕営業目的

2022年4月6日、坂口拓さんが運営している『狂武蔵たくちゃんねる』において、坂口拓さん本人から園子温監督の性加害疑惑に関する記事について発表がありました。発表された内容は次の2点です。

記事内に登場する”俳優T”は坂口拓さん自身
〝飲み会〟開催について、全く後ろめたいもの(斡旋等)ではない

動画の中で坂口拓さんは、枕営業目的での女優斡旋を否定した上で、不快な思いをした人たちに対して謝罪しています。

こちらが実際の謝罪動画です。動画の8秒から20秒までで”俳優T”が坂口拓さん本人であること、1分11秒辺りから開催した”飲み会”について、全く後ろめたいものではないことを語っています。

動画内で、坂口拓さんは以下のように話しています。

「4月4日に某監督が女性に対して卑わいな行為をした。その飲み会の席にTという人物がいたと書かれていました。そのTという人物は私、坂口拓です」

「私としては全く後ろめたいことはなくて、応援したい役者さんに対して、飲み会の場を通じて縁が広がったり仕事がつながったり、頑張ってくれたらいいなという思いだけでした。実際の飲み会の場でも全員が楽しめるように、嫌な思いをする人がいないように注意を払っていたんですけれど、このような状態になって後悔しています」

「飲み会の席にTという人物がいた」と書かれた記事とは、2022年4月4日に週刊女性PRIMEが配信した記事を指します。記事の中で、告発した女優の証言に”俳優T”が度々登場しており、読者から『坂口拓ではないか』と憶測されていました。

坂口拓さんは枕営業目的での女優斡旋を否定していますが、当時どのような行動をとっていたのか。告発した女優の証言内容を基に、坂口拓さんの当時の行動をまとめてみました。

<当時の行動>

  1. 10年ほど前、坂口拓さんの自宅で飲み会が開催。⇒人数は7~8人。枕営業を公言した女優に誘われた。
  2. 告発した女優が帰ろうとしたとき、坂口拓さんの舎弟のような後輩俳優が追いかけてきた。
  3. その後輩俳優から「坂口拓さんが帰らないでって言ってます」と腕を掴まれ、暫く口論。告発した女優は何とかタクシーに乗って帰宅。
  4. 後日、その飲み会の別の参加者を通じて、坂口拓さんから「後輩が悪いことをしたため謝りたい」と連絡。告発した女優は直接会うことに。
  5. 坂口拓さんとランチをし、お店を出ると「俺、このあと友達の家に行くんだけど一緒に来る?」と誘われ、向かった先が園子温監督の住むマンション
  6. 告発した女優は、園子温監督、坂口拓さんと缶ビールを飲みながら会話。園子温監督からは「この子(告発した女優)、坂口拓さんの女?」と確認された。
  7. 暫くすると、坂口拓さんの携帯に着信。そのまま坂口拓さんは部屋を出て戻ってこなかった
  8. 告発した女優は園子温監督と2人で会話。だんだん園子温監督との距離が近くなり、セクハラを受ける。(女優Cさんは懸命に拒否)
  9. 園子温監督から「(ハットの)コレクションを見せる」と言われ、寝室に案内される。
  10. 告発した女優は園子温監督にセクハラを受けつつ、何とか部屋から脱出。その後も園子温監督からセクハラな連絡やLINEが続く。(その後は不明)

女優Cさんの証言通りであれば、坂口拓さんは所々不審な行動が見られます。大きな疑惑としては、以下の3つです。

なぜ、坂口拓さんの後輩俳優を使って、女優Cさんを強引に引き止めようとした?
”友達の家”と称して、園子温監督のマンションへ向かったのはなぜか?
なぜ部屋を出た後、坂口拓さんは戻ってこなかったか?

坂口拓さんの謝罪動画では、これらの疑惑に関する説明は一切ありません。行動内容から、告発した女優を園子温監督へ斡旋するための準備を行い、園子温監督と告発した女優を2人きりにするために一芝居打ったように見えます。部屋を出た後に坂口拓さんが戻ってこなかった理由も頷けます。

園子温監督が一連の報道について説明することで、騒動の真偽が明らかになるでしょう。坂口拓さんが動画を公開した時点では、園子温監督は謝罪文は公表されていませんでした。園子温監督の口から語られていない内容を、坂口拓さんから話すことは大人の事情で難しかったのかもしれません。

坂口拓が謝罪動画を上げた理由は業界の慣例隠しとバッシング回避

なぜ坂口拓さんは2022年4月6日にYouTubeで謝罪動画を上げたのでしょうか。筆者は、以下の2つの理由だと考えました。

園子温監督への枕営業目的であったことを隠すため(業界の慣例隠し)

園子温監督が女優に手を出していることは、業界内では有名な話でした。坂口拓さんは業界に関わる人間であり、園子温監督と仲の良い友人関係であったことから、「園子温監督が女優と何かしら絡みがあれば、その女優は手を出される」と認識していたでしょう。

榊英雄監督や俳優の木下ほうかさんの性加害報道が続いている映画業界において、園子温監督だけでなく業界全体として性加害が蔓延しています。性加害は監督や俳優1人で行えるものではなく、関係者の協力がないと行えません。事実、園子温監督の右腕とも称された映画プロデューサーの梅川治男さんも性加害を行っていたと報道されています。坂口拓さんの場合、「下心があって女優を斡旋していた」というより、「業界の慣例だから仕事として女優を斡旋していた」のではないでしょうか。

記事にあった飲み会は、”坂口拓さんが園子温監督へ斡旋する女優を発掘/調達する場所”として開催。園子温監督のお眼鏡にかなえば、何かしら理由を付けて園子温監督の元へ連れていく(女優斡旋)算段だったのでしょう。坂口拓さんにしてみれば、女優を園子温監督のマンションへ連れ出し、一定のタイミングで部屋を出るのは”業界としては慣例”であり、説明するまでもなかったのかもしれません。

坂口拓さんは謝罪動画で「私としては全く後ろめたいことはなくて、応援したい役者さんに対して、飲み会の場を通じて縁が広がったり仕事がつながったり、頑張ってくれたらいいなという思いだけでした。」と発言しています。

これは言葉通りで、「監督へ斡旋するから、それをチャンスにして仕事に繋げてほしい」という意味だったのでしょう。実際何が行われているかわかっていても、”業界で生き残るためには必要なこと”だから、坂口拓さんは後ろめたさを感じていないのではないでしょうか。恐らく坂口拓さんだけでなく、他映画関係者も同じ考えを持っていそうですね。

業界の慣例は、一般世論には到底理解されない考え方です。坂口拓さんは、園子温監督の性加害報道の炎上をいち早く察知し、まずは謝罪動画を公開。視聴者からすると「謝罪があった」という事実で満足し、業界の慣例について触れられないうちに騒動を収拾させたかったでしょう。

世論のバッシングを最小限に抑えるため

もう1つの理由は、業界だけでなく坂口拓さん自身へのバッシングを最小限に抑えたかったから。2022年4月29日時点で、様々な女優による性被害の告白もあり、映画界の性加害報道は連日大きな話題となっています。

園子温監督の性加害報道の記事について、ネット上では「”俳優T”は坂口拓さんではないか」と予想されていました。恐らく坂口拓さん自身も記事を読んだ上で”俳優T”が自分であることを認識し、何かしらの対応が必要と考えていたでしょう。謝罪動画をなるべく早く公開することで、坂口拓さんなりの誠意を見せた形になりました。未だに説明をしない園子温監督とは大違いです。

坂口拓さんの謝罪が告発した女優にどれだけ届いているかは不明ですが、坂口拓さん自身も業界の慣例に巻き込まれた1人です。彼に対して責任追及をしていくのも筋違いでしょう。クリーンな業界にしていくためには、監督・俳優・関係者の根本的な意識改革が求められます。

坂口拓は謹慎処分(すべての活動を中止)となった

2022年4月28日、坂口拓さんのYouTubeチャンネルにて記事の内容について説明する動画が挙げられました。動画では坂口拓さん本人ではなく、坂口拓さん所属事務所(ウィーバー株式会社)取締役太田さんが説明しています。

取締役太田さんは、坂口拓さんから話を聞いた結果を受け、「すべての活動を休止し謹慎処分とした」と明かしました。また、週刊誌の記事の内容について、坂口拓さんが認識している事実とは異なる点もあり、10年前の出来事であることも含め信ぴょう性に欠けると指摘。今後は告発した女優に取って一番良い形で和解できるよう対応していくと話しています。

坂口拓さんの活動は休止となりますが、3月中に撮影した動画があるため、5月はこれらの動画を公開していく予定と発表されました。坂口拓さん本人が公の場で活動することは暫くありませんが、動画チャンネルで姿を拝見することは可能です。

まとめ

本記事では、坂口拓さんの謝罪動画の経緯が知りたい方に向け、園子温監督への女優斡旋が枕営業目的であり、謝罪動画を公開したのは”業界の慣例隠し”と”バッシング回避”のためであった点についてまとめました。

園子温監督の性加害と、それに加担した行為はもちろん許されるものではありません。ただ、業界の慣例に従わざるを得ない場合、個人を責めるのもまた筋違いです。求められるのは一刻も早く業界をクリーンにすること。長い時間をかけて解決していってほしい問題ですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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