渋谷神泉犯人中3生徒顔画像「黒髪の少女」母子殺人未遂通り魔事件

8月20日渋谷区の路上で、53歳の母親と19歳の娘親子が埼玉県戸田市に住む中学3年生の少女（15）に刃物で刺される事件が発生。中学3年生の少女は殺人未遂の容疑で現行犯逮捕されました。本記事では犯人である埼玉県中学生について調査しました。

渋谷神泉犯人中3少女顔画像「黒髪の少女」か

事件の犯人である少女は、埼玉県戸田市在住の15歳中学3年生であることが判明しています。事件当時、犯人の少女は靴を脱いで靴下の状態で被害者親子に近づきました。

犯人の少女は被害者の母親の周辺にいた通行人に取り押さえられ、警察によりその場で現行犯逮捕されています。

加害者の少女は取り調べに対し、「死刑になりたい」と供述。被害者の親子とは面識はく「たまたま近くで見かけたから刺した」と話しています。

今朝のツイートの続報

「死刑になりたい」

昨夜
渋谷の路上で
母娘を刺した少女は

　埼玉県戸田市在住
　　　中学3年少女(15)

「たまたま見かけた2人を
　刺した｣

「死刑になりたい｣
と
供述してるらしい

懲役志願かな?とは思ったが
15歳の中３少女が
「死刑志願」とは…

画4枚 pic.twitter.com/HbzqbUtUgJ

— ビリケン (@Hawaihimelove) August 21, 2022

実際に事件現場にいた目撃者が、犯人である少女が取り押さえられているところを撮影していました。

取り押さえられている時の少女の姿は、足元の靴下しか映っていませんでした。（赤丸部分）

雨で路面がぬれているにもかかわらず靴下で行動しており、相手を狙うこと以外考えてもいなかったのでしょう。

3人がかりで取り押さえており、黒いワンピースのような服を着た方と奥に白い服を着た方で犯人の少女を押さえ、手前の黒いTシャツを着た男性が少女から刃物を回収しています。

こちらの動画を拡大してみましたが、犯人の少女の顔写真ははっきりとは確認できませんでした。

また、送検時の報道でもモザイクがかかっており、犯人少女の顔写真の特定には至っておりません。

2004年に発生した佐世保小6女児同級生殺害事件の加害者である辻菜摘さんの顔写真は出回りましたので、今後匿名掲示板などで公開される可能性が考えられます。

辻菜摘さんの顔写真はこちらです。当時小学6年生で同級生の首と左手をカッターナイフで切り付けて殺害しました。

犯人の少女は中学3年生ですし、辻菜摘さんのような黒髪の少女なのかもしれません。

犯人の少女は未成年であるため、今後も報道で顔や名前が公開される可能性は非常に低いと思われますが、引き続きTwitterや匿名掲示板などで情報を収集していきます。

【追記】渋谷神泉犯人中3少女顔「どこにでもいる普通の子」

警察の捜査が進み、犯人の少女は事件当時「スパッツにショートパンツを合わせた格好をしていた」ことが判明しました。

目撃者の証言から、ある程度動きやすい恰好で雰囲気も「どこにでもいる普通の女の子」でした。刃物も自宅から持参したと供述しているため、何が何でも犯行を行う心づもりであったことが伺えます。

＜追記＞

現場近くの防犯カメラの映像が公開されました。

親子の後ろを白い長そで、黒いスパッツ姿の少女が歩いている姿が映っています。（赤丸は被害者母親、ピンク丸は被害者娘、黄色丸は犯人の少女）

＜追記終わり＞

靴を履いていなかった点については、取り押さえられている際に脱げてしまったからでした。初めから靴を脱いでいたわけではなかったことが判明しました。

【追記】渋谷犯人中3少女顔「目が死んでいる」

犯人の少女が取り押さえられた直後の動画が報道されました。

被害者の母親や近くにいた男性が少女を取り押さえましたが、この時は後ろから羽交い締めのようにして押さえていることがわかります。

目撃者が見た少女の印象は 「無抵抗な感じ。目が死んでいる」。

取り押さえた男性は、少女にとても小さな声で「あの子、死んだ？」と数回聞かれたといいます。少女は逮捕後の取り調べで「以前から人を殺したい願望があり、凶器の包丁とナイフをリュックの中に入れていた」と供述。

かねてからの願望であった「『人を殺したい』という欲求を満たせたか」しか興味がなかったのです。そのため、被害者の娘さんがどうなったか気になって仕方がなかったのでしょう。

渋谷神泉犯人は戸田市在住「神泉駅までは1時間以内で着く場所」

犯人の少女は埼玉県戸田市在住であることが判明しています。埼京線・戸田公園駅を利用したと仮定すると、神泉駅までは電車で約50分弱で到着できる距離です。

渋谷駅から神泉駅までも徒歩で10分程度であるため、犯人の少女は渋谷駅から徒歩か乗り換えで向かったのでしょう。気になるのは、何故神泉駅周辺にいたか？ということです。

＜追記＞

事件当日の犯人の少女の行動が判明しました。当日の昼に新宿駅に向かい犯行場所を探し、最終的に渋谷にたどり着いたということです。

事件当日、「昼過ぎに新宿駅に向かい、人を殺せる人通りの少ない場所を探し、渋谷までたどりついた」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。少女は「（渋谷で）たまたま見つけた2人を刺した」と説明しており、警視庁少年事件課は動機の解明を進める。
引用：毎日新聞

新宿駅から渋谷駅まで、ルートにもよりますが約40分かかります。犯行場所を探しながらということであればさらに時間がかかったことでしょう。

人通りの少ない場所を探しているうちに、神泉駅周辺に到着。時間帯も夜7時を回っていたこともあり、気づかれずに相手に近づけると思ったのかもしれません。

＜追記終わり＞

報道で判明している事件の詳細はこちらです。

犯人の少女は「自分の母と弟を殺そうと思ったが勇気が出なかったため練習で2人を刺した」と供述しており、被害者の親子は犯人少女の母と弟を殺害する上での練習であったというのです。

＜追記＞

その後の調べで、少女が「母親を殺そうと思ったのは最近」と供述していることが判明しました。別の記事でまとめていますが、少女は中学1年生から引きこもりであったという情報が確認されています。引きこもり始めた時期から犯行を計画していたわけではないようです。

＜追記終わり＞

犯人の少女の口から「父親」が出てきていないため母子家庭なのでしょうか。管理人にも高校生の娘がいますが、娘の口から「母や弟を刺そうと思った」と言われたら絶望感に打ちひしがれそうです…。

一方で管理人も学生時代は荒みに荒んでいたため、犯人の少女のように「死刑になりたい」という気持ちも「家族を○害したい」という気持ちも理解できます。

学生時代管理人と両親の仲は最悪で、会話すらしない毎日でした。管理人の両親は学歴重視の人で学校のテストの点数が低いと殴られる日々。テストの後は憂鬱でしょうがなかったです。

管理人は進学校に行く気がなかったため「行く気がないのに勝手に叱られて殴られる」ことが嫌で嫌でしょうがなかったのを覚えています。「この毎日がどうすれば終わるのか」いつも考えていました。

ある時は「自分がいなくなればいい」と思い、またある時は「家族みんながいなくなればいい」と感じました。実際キッチンにある包丁を持って、寝室で寝ている父親の目の前で行ったこともあります。もちろん、何もせずに退散しましたが。

自分の気持ちが自虐的にもなるし、嗜虐的にもなる。犯人の少女の供述は支離滅裂にも見えますが、管理人の経験上、犯人の少女としては”正しい思い”なのです。

母親になった今は、被害者の娘さんが1日も早く回復することを祈るばかりです。一方で加害者の少女には、一刻も早く相手を傷つけても自分の傷は癒せないことに気付いてほしいと願っています。

渋谷神泉事件発生現場は神泉駅近くの路上「妙に暗いし物騒」

事件発生場所は、京王井の頭線・神泉駅近くの路上。メイン通りを1本外れた道で人通りは大通りと比べてまばらでした。

近くの飲食店で働く従業員は「この地域に住んでいる人は年配者が多い。普段は静かな場所なので余計驚いている」と話しています。渋谷駅から徒歩10分程ですが、基本的には住宅街なのでしょう。

事件発生場所についてはこちらの記事にまとめております。

神泉駅周辺を知る人によると「妙に暗くて物騒」と話しており、治安がとても良いわけではないようです。

神泉、妙に暗いし物騒なので傷害事件多そうだなぁと思ってたら、まさか10代少女がこんな事件起こすとはなぁ……

— あるぱか6世 (@nemmumizawa) August 21, 2022

神泉駅周辺はラブホテル街があり、他のエリアと比べて様々な方がいたようです。過去にも殺人事件が発生していますし、周辺に住む方から見ると「いつかまだ事件が起こるかも…」と思われていました。

近隣住民の懸念も虚しく、15歳の少女による通り魔事件が発生。悪い意味で神泉駅周辺は再注目されました。周辺住民にとってはいい迷惑ですし、夜道の移動もしばらくは不安でいっぱいでしょう。